松尾 一生
建築部
完成前の静寂を、
味わうために。
ゼロから何かを生み出す
モノづくりの世界に憧れて
小さい頃の夢は、大工になることでした。プラモデルなどの模型づくりを通して、モノづくりの楽しさに憧れたんです。高校では設計に興味を持つようになり、次第に大きな建造物をつくる建築関係の仕事がしたいと考えるようになっていきました。建築関係の学校を卒業した後、父が働いていた井上建設への入社を決意。いろんな人や仕事と向かい合ううちに、気づけば10年の歳月が経ちました。今は現場管理の仕事をしていますが、いろんな経験を重ねる中で、若い頃よりも仕事が面白くなってきたと感じています。
現場の信頼関係が
仕事をもっと面白くする
若い頃の自分を振り返ると、やっぱり苦労もありました。当初は職人さんたちの言葉が理解できず、現場をうまくコントロールできないこともありましたね。同じ事を言っているのに人によって使う用語が変わったり、仕事へのこだわりが違ったりするんです。チーム編成や仕事のやり方も、現場によって変わりますから。でも、一人ひとりと誠意を持って向き合うことで、徐々に信頼関係が深まっていくのを実感できるようになりました。今では「お前に頼まれたら断れない」とおっしゃっていただけるようになるなど、同じ目標に向かって進んでくださる方々に支えられ、励まされる毎日です。
苦労を重ねた分だけ
大きな喜びが訪れる
やっぱり仕事は大変なことも多いですが、僕にはそれを上回る嬉しい瞬間があります。それは工事が無事に終わり、建築物を引き渡す前の1週間です。自分の役目を終えた職人さんたちが少しずつ現場から去り、騒がしかった現場に静寂が訪れるのですが、たくさんの苦労を乗り越えた分、本当に感慨深い気持ちになります。休日は、先輩から勧められたゴルフで気持ちをリフレッシュしていますが、好きなクラブはピッチングウエッジ。残りの距離や傾斜を計算し、ボールを距離に寄せる。現場管理として培った性格が、こんな所にも現れているのかもしれませんね(笑)。
1日のスケジュール
- 07:30
- 現場直行・出社
- 08:00
- ラジオ体操・朝礼
- 08:20
- 現場の見回り
- 09:00
- 施工図作成
- 11:45
- 昼礼
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 現場の見回り
- 13:30
- 打ち合わせ・施工図作成
- 16:45
- 現場片付け
- 17:00
- 明日の工程の確認
- 18:00
- 退勤
休日の過ごし方
基本的にゴルフをしています。始めて3年ほどですが、それまで趣味がなかったことが信じられないほど楽しい休日を過ごしています。
井上建設はこんな会社
個性豊かな人材が集まる会社